PAN-OS 10.2 および 11.0 の高度なルーティング エンジンでの BGP ピアリングの問題
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Created On 03/06/24 22:36 PM - Last Modified 05/07/24 13:57 PM
Symptom
この問題により、さまざまな症状が見られる場合があります。
- 「commit force」の後、BGP ピアでフラップ(一時的な切断と再接続)が発生します
- ファイアウォールのリブートまたは任意のタイプのコミットの後、BGPピアは永久に切断され、次のいずれかのステータスでスタックします。
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>show advanced-routing bgp peer status Logical Router: ROUTER_NAME ============== Peer Name: PEER_NAME BGP State: Idle Last Reset: Waiting for Peer IPv6 LLA, 08:02:39 ago
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>show advanced-routing bgp peer status Logical Router: ROUTER_NAME ============== Peer Name: PEER_NAME BGP State: Connect Last Reset: Waiting for peer OPEN, 00:16:46 ago
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>show advanced-routing bgp peer status Logical Router: ROUTER_NAME ============== Peer Name: PEER_NAME BGP State: Active Last Reset: Waiting for NHT, 00:09:16 ago
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- 上記の動作がこの特定の問題によって引き起こされている場合は、既存の機能していないBGPピアアドレスを使用して 新しいBGPピアを再作成することで解決する必要があります。 ネットワーク>ルーティング>論理ルーター > BGP > ピア グループ > [既存のピア グループ] > 新しいピア アドレスを追加する
- 動作がこの特定の問題が原因ではない場合は、BGPピアを再度追加しても問題は修正されません。
Environment
- パロアルトネットワークファイアウォール
- PAN-OS 10.2 または 11.0
- 高度なルーティング エンジンが有効(デバイス > セットアップ > 管理> [一般] > [高度なルーティング])
Cause
この動作の原因となるソフトウェアの問題は複数あり、すべて問題 ID PAN-182734 で追跡されています
Resolution
- これらの問題は、PAN-OS 10.2.5+、11.0.2+、および 11.1.0+ で修正されています
- 回避策として、BGP ピアが停止している場合に問題が発生した後、既存の機能していない BGP ピア アドレスを使用して 新しい BGP ピア エントリを再作成 します。 ネットワーク>ルーティング>論理ルーター > BGP > ピア グループ > [既存のピア グループ] > 新しいピア アドレスを追加する