GlobalProtectユーザーが、ログオン前の使用時にソース リージョンが制限されたゲートウェイに誤って接続する
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Created On 11/13/23 09:10 AM - Last Modified 01/07/25 15:46 PM
Symptom
- ユーザーログオンは、地域制限のあるゲートウェイに接続する可能性があります。
- これは、ログオン前トンネルが接続されたときに発生します。
Environment
- GlobalProtect ポータルとゲートウェイ
- ログオン前トンネルが使用中です
- 送信元地域制限ゲートウェイ
- サポートされているPAN-OSバージョン
Cause
- GlobalProtect ポータルは、ポータルに到達するソースIPアドレスに基づいてクライアントのリージョン コードを設定する役割を担います。
- ユーザーがログオン前を使用して接続する場合、ユーザーがユーザーユーザー名/パスワードを入力する前に、証明書認証を使用してトンネルがすでに確立されています。
- このため、ポータルは送信元アドレスを GlobalProtect IP プールとして認識し、送信元リージョンを正しく識別できません。
- 以下のPANGPS ログの例では、クライアントのリージョンは IN に設定されていますが、「トンネルがオンの間はリージョン コードを設定しないでください」という理由で、設定は無視されます。
(P5432-T5508)Debug(7484): 09/27/23 16:16:48:953 REGION-PRIO, region code is IN
(P5432-T5508)Debug(13576): 09/27/23 16:16:48:953 REGION_PRIO, do not set region code while tunnel is onResolution
- GlobalProtectポータル設定を開きます(ネットワーク> GlobalProtect >ポータル> )。
- ログオン前ユーザーのアプリ設定に移動します(エージェント> >アプリ)。
- 「ログオン前のトンネル名変更タイムアウト」を0に設定します。
- 設定をコミットします。
- この設定により、ユーザーがログインしたときにログオン前トンネルが切断されます。
- ユーザーがログインときに、ユーザーの地域コードが無視されなくなります。
Additional Information
GlobalProtect アプリをカスタマイズする (paloaltonetworks.com)