RDPセッションが不適切に終了すると、Globalprotect クライアントのpre-logonトンネルが切断される
4666
Created On 05/27/22 13:11 PM - Last Modified 01/07/25 18:20 PM
Symptom
エンドユーザーがRDPセッションを途中で切断した場合、ログオン前トンネルは確立されません。
Environment
- Globalprotect (GP) アプリ
- サポートされているGPアプリのバージョン
- ログオン前の接続方法
- Windows OS
Cause
- pre-logonトンネルは、ログインしているユーザーがいない場合にのみ確立されます。
- ユーザーがRDP経由でリモートマシンに接続し、Windows PCからログアウトせずに突然RDPセッションを閉じる
- Windowsセッションはアクティブなままなので、このシナリオではGlobalProtectアプリはpre-logonのトンネルを確立しません。
Resolution
- pre-logonトンネルが必要な場合は、エンドユーザーはWindows マシンから手動でログオフする必要があります。
- 以下のコマンドを使用して、リモート ユーザーを照会したりログアウトしたりできます。
- Windows の QUser コマンドを使用して、リモート コンピューターのログインセッションのリストを取得します。
>QUser /server:ComputerName
- QUser コマンドから収集したリモートセッションID を使用して、コマンド ライン Logoff を実行し、リスト上のすべてのユーザーをリモートでログオフします。
>Logoff sessionID /server:ComputerName
- Windows からのコマンドのスニペット。