次回の再起動時に FSCK が実行されるかどうかを確認するためにRAIDログを確認する方法。
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Created On 03/04/24 20:31 PM - Last Modified 04/17/25 16:31 PM
Objective
ルートからのディスクマウント数をチェックして、次回の再起動時にRAIDログ ディスク チェックが実行されるかどうかを決定します。
Environment
- PA-5200シリーズファイアウォール
- PAN-OS 10.1.x 以上。
- RAIDディスク
- FSCK (ファイルシステムの整合性チェック)
Procedure
- raid.logを確認する
admin@PA-5250-1(active)> less mp-log raid.log
- ログには「ログは 8 回マウントされました」や「次回のマウント後にチェックしてください」などと表示され、次回の起動時に FSCK チェックが実行されることを示します。
DEBUG: Log: clean, 763125/122101760 files, 46764506/488378368 blocks (check in 2 mounts)
OR
DEBUG: Log: clean, 386203/122101760 files, 9828092/488378368 blocks (check after next mount)
OR
Sep 30 19:57:12 DEBUG: Log has been mounted 8 times without being checked, check forced.
Additional Information
- FSCK チェックは、発見された問題を修正するために実行され、ドライブ間のデータの一貫性が確保され、ディスクに書き込まれたデータを読み取れない状態が最小限に抑えられます。
- FSCK チェックの期間は、見つかった問題の状態によって異なります。
- 現在、スケジュールされたチェックをオーバーライドことはできません。
- この機能をバイパスしようとすると、ログデータの整合性が損なわれるリスクがあります。
注: 「RAIDログディスクのチェックが進行中です。お待ちください。」というメッセージは、 RAIDログディスクに対してFSCKチェックプロセスが実行されていることを示します。これは必ずしもRAIDディスクの再構築中であることを示すものではありません。