ログオン前に接続: SAML 認証により空白画面が表示される
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Created On 04/29/24 11:22 AM - Last Modified 10/23/25 00:10 AM
Symptom
- 顧客はログオン前接続 (CBL) を構成しました。
- GlobalProtect での認証に SAML を使用します。
- SAML IDP による認証が成功すると、ユーザーは空白のページにリダイレクトされます。
Environment
- パロアルトファイアウォール
- サポートされているPAN-OSバージョン
- ログオン前接続 (CBL) が有効になっている GlobalProtect
- 最新の Windows 10 およびすべての Windows 11 クライアント
Cause
- IDPページで認証に成功した後、GlobalProtect組み込みブラウザでスクリプトエラーが発生します。
- スクリプト エラーは、Windows 10 の以降のバージョンおよび Windows 11 のすべてのバージョンでインターネット Explorer が非推奨となり、マシンに WebView2 ランタイムがインストールされたために発生します。
- CBL と WebView2 は互換性がありません。
- Error details are recorded in the GlobalProtect PanGPS.log:
Debug( 125): PanSAMLView: load request page. Debug( 342): PanSAMLView::OnBeforeNavigate2: https://secure.renown.org/saml20/idp/sso Error( 174): PanSAMLView: saml page is loaded Debug( 347): PanSAMLView::OnNavigateComplete2: https://secure.renown.org/signon/?flowId=03e510ba-9d4b-49ac-9999-052951757484 Debug( 51): PanSAMLView: script error happened Debug( 193): PanSamlDlg: display saml page to user
Resolution
- GlobalProtect バージョン 6.2.2 以下、6.1.4 以下、6.0.9 以下の SAML 認証を使用した CBL は、古い埋め込み Web ビューでサポートされています。
- バージョン 6.2.3 以降の SAML 認証を使用した CBL は、新しい webview2 ではサポートされていません。
- この情報は、「ログオン前の接続 SAML 認証」に記載されています。