概要
ゾーン保護プロファイルを展開して侵入スキャンを検出する場合は、対応するトラフィックをセキュリティポリシーで許可する必要があります。そうしないと、ゾーン保護プロファイルは脅威ログを生成せず、トラフィックを拒否するセキュリティ規則のために問題のあるトラフィックが削除されます。
詳細
ゾーン保護プロファイルの例を以下に示します。このプロファイルの名前は "テストゾーン-Prot" です。
- 洪水保護タブ:
- 偵察保護タブ:
- パケットベースの攻撃保護タブ:
上記のゾーン保護プロファイルは、"テストゾーン-Prot" は、ゾーンに適用されている侵入スキャンされます。目標は、ethernet1/3 でスキャンを有効にすることです。
トラフィックを許可するように設定されたセキュリティポリシー
デモンストレーションの目的で、アクティブなセキュリティポリシーはすべてのトラフィックを許可するように設定されています。これは通常、実稼働環境ではそうではありません。
上記の構成では、最初の NMAP の侵入スキャンの結果は次のとおりです。
結果の脅威ログ (監視 > ログ > 脅威) を以下に示します。
上記のように、ゾーン保護プロファイルが有効になっており、期待どおりに機能します。
トラフィックを拒否するように設定されたセキュリティポリシー
ターゲットインターフェイスへのトラフィックを許可するセキュリティポリシーがない場合は、ゾーンの保護によって、そのインターフェイスの侵入スキャン中に脅威ログを作成できなくなります。
この構成では、最後のセキュリティポリシーがトラフィックを拒否するように構成されています。
この構成の NMAP の侵入スキャンの結果を次に示します。
生成される脅威ログは空です。
"拒否" セキュリティポリシーによってトラフィックが直ちに削除されたため、脅威ログはありません。
注意:外部ゾーンの「オープンポート」に対してスキャンが実行されている場合、ゾーン保護プロファイルによって脅威ログにエントリがあるだけです。
所有者: cchristiansen