OSPF のルートが静的ルートより優先されるように影響する方法

OSPF のルートが静的ルートより優先されるように影響する方法

50611
Created On 09/25/18 17:51 PM - Last Modified 06/12/23 08:19 AM


Resolution


PAN-OS 6.0, 7.0

概要

パロアルトネットワークファイアウォールは、静的ルートと OSPF の両方からネットワークのルートを学習する環境があります。この方法により、顧客は OSPF を介してプライマリルートを選択し、冗長性を確保するために、静的ルートを介して同じネットワークへのバックアップルートを持つことができます。このドキュメントでは、管理距離の構成を変更して OSPF ルーティングに影響を与える方法について説明します。

詳細

静的ルートの管理距離は、同じネットワークのセカンダリルートになるように増やすことができます。既定では、静的ルートには管理者の距離が10、ospf Int があり、ospf Ext にはそれぞれ30と110の管理距離があります。ospf を静的ルートより優先するように設定するには、ospf 外部または ospf 内部のルートに応じて、静的ルートの管理者の距離を適宜増やします。

管理者の距離の設定は、[ネットワーク] > [仮想ルーター] > [静的ルート] に移動して、静的ルートを選択することによって構成できます。[管理者の距離] フィールドは、表示されるポップアップダイアログにあります。
管理者-ds.jpg

以下の CLI コマンドを使用して、ルートが OSPF LSDB 上にあり、ファイアウォールのルーティングテーブルの下に存在するかどうかを確認します。

  • ospf LS データベースステータスの表示
    > ルーティングプロトコル ospf lsdb の表示
  • ospf LS データベースの状態をすべての詳細に表示する
    > ルーティングプロトコルを表示する ospf dumplsdb
  • ルートエントリを表示し、同じネットワークのアクティブおよびバックアップルートを表示する
    > ルーティングルートを表示する

所有者: kprakash



Actions
  • Print
  • Copy Link

    https://knowledgebase.paloaltonetworks.com/KCSArticleDetail?id=kA10g000000ClKnCAK&lang=ja&refURL=http%3A%2F%2Fknowledgebase.paloaltonetworks.com%2FKCSArticleDetail

Choose Language