アクティブ/パッシブ高可用性環境では、プリエンプト機能が構成されている場合は、下位の HA 優先度値を保持するデバイスのうち、トラフィックを通過するのが正常な場合は常にアクティブな状態に移動します。
両方のデバイスが同じ優先順位を持っている場合はどうなりますか。
両方のデバイスが同じ ha 優先度値を保持している場合、タイブレーカの PAN-OS は ha 制御リンク (HA1 link) MAC アドレスを考慮してアクティブなデバイスを選択します。低い MAC アドレス値を持ち、トラフィックを渡すことができるデバイスは、アクティブなデバイスとして役割を取り、もう一方のデバイスはパッシブ状態に移行します。
例
デバイス a とデバイス B は、アクティブ/パッシブ HA にあります。どちらのデバイスも、ha の優先度値を100として設定し、デバイス a ha 制御リンクの mac アドレス値がデバイス B ha 制御リンク mac アドレス値よりも低くなっています。
現在、デバイス A はアクティブ状態で、デバイス B はパッシブ状態です。HA フェイルオーバーがトリガされ、デバイス B がアクティブになり、デバイス a がパッシブ状態になります。デバイス a が正常にフェールオーバーイベントを post した場合、デバイス a の premption ホールドタイマの有効期限が切れると、デバイス a はアクティブとしてロールを受け取り、デバイス B はパッシブ状態に戻ります。
特定のデバイスをアクティブな状態に保つ場合は、そのデバイスの優先度を下げます。
デバイスの優先順位を下げるには、以下の手順に従ってください。
GUI から
[デバイス] タブ > [高可用性] > [全般] > [デバイスの優先度] に移動し、変更をコミットします。

CLI から
管理者 @ ファイアウォール (アクティブ) > 構成モードの入力を構成する
[編集]
管理者 @ ファイアウォール (アクティブ) # セット deviceconfig 高可用性グループ "値" 選挙-オプションデバイス-優先度 "値"
管理者 @ ファイアウォール (アクティブ) # コミット